真冬の午後二時

2012.02.10.Fri.09:06
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南からの陽射しが眩しい。
雪も眩しい。
札幌で生まれ、東京育ち。
父の実家が盛岡だったので家族で毎年帰省。
真冬の気温は雪こそ多いがきっと軽井沢と同じくらい。いわゆる底冷え、、じんじん。
実家は150年過ぎた家なので寒さ対策のない家だった。
キーンと,冷えきった朝、布団に潜っている私たちのために炭火をおこし、
働き者できりっとした祖母はこたつや火鉢に火を入れて回る。
昔は井戸水だったので、茶の間の長火鉢の鉄瓶にはいつもお湯が沸いていた。
よく遊びに行った小岩井農場の真っ白な風景は好きだ。
日が落ちると古い商家の多い雪明かりの街は美しい。

あちこちに宮澤賢治の世界が見えるようだった。
子供時代から北国にはたくさんの冬の思い出の景色がある。
大人になると盛岡へは冬にはあまり行かなくなった。
反対に憧れて南の国に旅をした。
海からの風は明るい、ラテン気質の、のんびりした空気を運び、新鮮さに魅了される。
その魅力にはまり南国のビーチが大好きになり、あたたかい土地に住みたいとまで思う。
つねに旅情は海のある風景に誘われていた。

反面、中高学生時代は山ガール(山女)だった。
海よりも山。
森林の空気、匂いが,が好きだった。
夏は海に行くより、必ず山のある場所に行った。
それが大人になったらリゾート派になったのだった。
あちこちの海に行ったが、水が怖い。泳ぎは大の苦手だから不思議?

そして今、残りの人生の住む土地を軽井沢に。
何故か、ここに。思いや気持ちはぐるぐる回り、変化した。
軽井沢。
今、「キーン」と音がする様な冬です。




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